会長方針

2021〜2022年度
奈良大宮ロータリークラブ
会長  中嶌  大

多田会長

スローガン「ロータリーは品格
 *相互理解と高潔性をもって奉仕の理念を実践しよう*
 

 この度、2021−2022年度奈良大宮ロータリークラブの会長に推挙されました。 今はただ、その責務の重さを痛感しております。1989年6月に入会致しましたので、ロータリー歴は長いものの ロータリーに関しては全く不勉強であります。しかし、ロータリーに入会してから本当に多くの諸先輩方から 人生について心温かい様々なご教示ご指導を受け現在に至っております。諸先輩方が築いてくださった奈良大宮クラブのよき伝統を、 次の世代に繋いでいくことが、諸先輩方に対する礼儀だと思います。
一年間頑張りますので理事役員の皆様はもとより、会員皆様どうかご協力よろしくお願いいたします。
 

近年特にロータリーを取り巻く環境が著しく変化してきており、当然のことながら時代にふさわしい活動が要求されてきている。 そのためか、最近のロータリーの考え方や活動は対外的社会奉仕活動にその軸足が移ってきており、本来のロータリーらしさが 消えつつあるような思いをされている方も多いのではないでしょうか。
 

馬場益弘ガバナーは本年度地区スローガンを「活力と輝き」とされ、ロータリーの基本を大切にし、活力のある輝くクラブを 目指そうと方針を打ち出された。

そのためには、ロータリアン自らの生業を充実させ、家族と従業員を守り、足元を鍛えなおし、職業を通じて奉仕活動に 邁進することが大切とされておられます。
 

 世界的にもロータリーの会員数は過去17年以上120万人のまま横ばいになっており、日本でも1996年から98年をピークに減少に転じている。 日本においては阪神淡路大震災後NPO法人が激増したことに会員減少の一つの原因があるのではないかと思われます。 ロータリークラブは職業奉仕という金看板を持っているから他の奉仕団体や慈善団体と違うといわれながら、職業奉仕に目を向けて こなかったことが会員減少につながっているのではないでしょうか。
 

そこで本年度は本来のロータリーらしさである職業奉仕に力を注いでみたいと考えています。この度のコロナ、地震、津波、 そして異常気象が引き起こす台風、水害等の災害の中、ロータリーの『不易』の部分にいま一度立ち返り、ロータリアンは品格を保持し 職業を通じて奉仕活動を行い本来のロータリー活動を押し進め未曾有の困難に打ち勝ちたいと考えています。
 

そこで「ロータリーは品格」をスローガンとし、次の方針のもと活力と輝きのあるクラブを作りたいと考えます。

  1. ロータリーにとっての『不易』は、職業奉仕の実践である。
     ロータリーでは高潔性と高い倫理が重視されています。我々の北河原パストガバナーは「ロータリーは心くばりー謙虚・誠実・精励―」を 地区スローガンとしてされました。われわれロータリアンはこのような品格を堅持し職業奉仕を実践しなければならない。
  2. メンバーはお互いの職業の内容と職業に対する理念及び考え方をもっと知ろう。
     そのためには、例会時に各テーブルで、また少人数単位の情報集会で、自分の職業の概要、経営理念、成功点失敗点、問題点、経営上の 悩み等について語ろう。
  3. 地域に密着した奉仕活動を実施する。
     「障がいのある人に生業と働く希望を!」をテーマに、障がいのある方々が働くことに生きがいを感じ、社会との繋がりをもって、 自立できるように支援していく。
  4. 会員相互の親睦に力を入れたい。
    我がクラブは他クラブからも羨ましがられるクラブである。この特色をもっと充実させよう。
  5. クラブ全体でIMを盛り立てよう。
    コロナ禍でかなりの制約がある中で、県下のロータリアンが親しく交流でき、研鑽できるIMを目指す。
  6. 県下合同の奉仕活動を検討したい。
    一クラブでの奉仕活動では人員的にも規模的にもまた経済的にも限定されたものになるように思われる。 そこで県下合同の奉仕活動を他クラブと検討していく。
以上

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