会長方針

2020〜2021年度
奈良大宮ロータリークラブ
会長  多田 実

多田会長

 2020年〜2021年のRI会長ホルガー・クナーク氏は,RIのテーマを「ロータリーは機会の扉を開く」と定め,「ロータリーに参加すれば世界中の友人たちとともに,より豊かで意義ある人生への機会の扉を開いてくれる。」,「私たちロータリーのあらゆる(奉仕)活動が,どこかで,誰かのために機会の扉を開く。」との思いを込めました。これを受けて2650地区ガバナー松原六郎氏は地区テーマのスローガンを「ロータリーの原点に返る」と定め「誠意をもって語り合い,勇気をもって共に未来へ」となりました。
 私は,ロータリーの原点は「親睦」と「サービス(奉仕)」であり,この2つが両輪となってロータリークラブをこれまで発展させてきたと考え,当クラブのスローガンを「ロータリアン同士の親睦を深め,サービス(奉仕)を実践しよう。」に決めました。
 ポール・ハリスが世界で最初に設立したシカゴ・ロータリークラブは,会員間の相互扶助を目的としていましたが,ドナルド・カーターとアーサー・フレデリック・シュエルドンによってこの会員間の相互扶助の精神をロータリアン以外の外部にも拡張したのが「サービス(奉仕)」です。
 地区テーマである「ロータリーの原点に返る。」を実践するためにロータリアン間の相互扶助を実践して行きたいと思っています。
 ところが,2020年当初から新型コロナウイルス感染が国内外で拡散し,ロータリー活動も停止を余儀なくされ,ロータリー本来のサービスも実施することが困難となっております。そして,新型コロナウイルス感染が終息に向かっているとは言われておりますが,経済は大きな打撃を受けており,ロータリアンの職業にも甚大な悪影響を及ぼしていることを考えるとき,新しい生活様式を実践すると共に会員間の相互扶助により新型コロナウイルス感染と経済的な困難な状況をを乗り越えて行きたいと思います。
 そのためには,会員相互間の扶助を実践すると共に親睦を深め,更にロータリアンを含めた人と人との繋がりを大切にする必要があります。
 そして,本年度は,奈良地区インターシティーミーティングの担当クラブです。会員全員が一致団結し,ワン・チームでインターシティーミーティングを実りあるものとし,成功裏に終わらせたいと思っています。
 そこで,本年度は,このスローガンを実現するために下記事業を重点項目とします。

  1. インターシティーミーティングを成功させる。
  2. ロータリアン同士の親睦を深め,例会を魅力あるものとし,例会出席率100%を実現する。
  3. 人と人との繋がりを広め,また,ロータリアン間の相互扶助を実践することにより,当クラブに入会したいと思われるような魅力あるクラブとし,会員増強をはかる。
  4. ロータリアンが天職としての自分の職業活動につき4つのテストを実践し,その成果を活かした職業奉仕活動を行う。
  5. 社会奉仕活動として社会的弱者に対し,救いの手を差し伸べる活動のお手伝いをする。
  6. 青少年奉仕活動として,青少年の健全な育成を事業目的としている団体と協働して青少年の健全育成活動を行う。
  7. インターアクトクラブとの共同事業を実施する。
  8. 国際奉仕としてグローバル補助金奨学生を応援する。

 以上の目標を円滑に達成するために会員皆様方のご理解と多大なるご協力をお願い申し上げます。
以上

ページトップに戻る