NOMC122回「大峯山(山上ヶ岳1719.2m)
(日 時) 平成20年
9月
6〜7日 (参加者)
<大宰府RC
5名=黒川・中西・佐藤・浦田・天野>
麹谷・飯田・小池・楠原・橋本・東田・鈴木・小西・谷川 中條・辻・小橋・向井・植倉 合計19名
(行 程)
9月
6日(土) 9月
7日(日)
14:20 新大宮駅前
発
3:30 起床
16:35 一丸旅館(洞川)
着
4:00 一丸旅館
発
17:00
4:20 清浄大橋
発
| 滝行<禊>(瀧泉寺)
5:50 お助け水
通過
18:00
6:20 洞辻茶屋
通過
| 歓迎夕食会(一丸旅館)
| 表行場
20:00
8:00 大峯山寺
着
| 洞川散策
| 朝食
21:00
8:45 大峯山寺
発(下山開始)
22:00 就寝
9:45 お助け水
通過
11:00 清浄大橋着(下山終了)
12:00
| 昼食(一丸旅館)
13:40 一丸旅館
発
15:00 橿原神宮駅(大宰府RC下車)
16:10 新大宮駅前
着(解散) |
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奈良大宮ロータリークラブの皆様へ
先日の大峯山登山ではたいへんお世話になりありがとうございました。私たち遠方のものに大勢の皆様によるたいへんな歓迎を頂き、恐縮に存じました。荒行をしましたが、良い経験になりました。しかし、水の冷たさにすぐに飛び出し、まだ修業が足らず、ご利益を得るには不十分かと思いました。それにしても宿場街のたたずまいと大峰山の山容は流石に世界遺産だと、訪問してよかったと思いました。私は女人結界のところで転んで膝や顔を打ち、帰ってからの報告会でみんなを喜ばせてしまいました。帰りには柿の葉寿司まで頂き、みんなで車中でおいしく頂きました。まことにありがとうございました。再会を楽しみにしていまs。貴クラブの益々のご発展をお祈り申し上げます。
大宰府ロータリークラブ 黒川 徹 |
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第122回奈良大宮RC山歩き同好会報告
NOMC(呑も会)
大峰山修験道登山 標高1719、2m
登山日 平成20年9月6日(土)〜7日(月)
登山工程 新大宮−バス 洞川(泊)
洞川〜清浄大橋(女人結界)〜−瀬小屋〜−本松小屋〜お助け水〜洞辻茶屋 〜 だらにすけ茶屋〜鐘掛岩〜西の覗き〜大峰山寺本堂〜山上ケ岳頂上(一等三角点) 帰り同じコース
参加者 奈良大宮RC
麹谷、小池、飯田、向井、楠原.植倉、辻、鈴木、橋本、中條、小西、小橋 谷川、東田
14名
大宰府RC
黒川、中西、佐藤、浦田、矢野 5名 総勢19名
大峰山本堂参拝山上ヶ岳登頂も大宮RC11回目の登山となった。今回は友好クラブの大宰府RCから5名の参加(本当は川添さん、遠藤さんが参加され7名の予定であった)大峰登山最多の参加者となった。
9月6日(土)PM2:30 晴後雨後曇
奈良新大宮を貸切バスで出発 向井リーダーより太宰府RC参加者の紹介と注意事項と自己責任のお話をユーモァたっぶりで訓辞されました。大宮RCも3名の初参加者あり 大宰府RCも初参加者4名あり 皆和気藹々で一路洞川温泉へ向け走る。
早速、景気付にビールが出る。何せNOMC→奈良大宮マウンテンクラブ 通称呑も会だ。出発時晴 約1時間走ると、ドシャ降りの大雨 明日の空が気にかかる。九州の方は長旅で疲れておられるのに、大宮人は元気一杯 本当にすみませんでした。
車中 龍泉寺滝行の話、池行の話 覗き行の話 果ては遺言話迄 話はふくらむばかり…
吉野に入り山合いが狭くなり 木立がうっそうとした狭い道を走る。雨が降ったり止んだり、前途は……?
PM5:00 洞川一丸旅館着 早速全員赤ふんどしに着替え、龍泉寺滝行に向かう。滝の勢いに押され身体がふら付く。しっかり足を踏ん張って立つ 般若心経を唱え全員無事滝行で身そぎ終了。 滝行の後は龍泉寺身浄池で一分間以上何人池行が出来るか? 出来た人は6名でした。
夜は夕食で盛り上がり 温泉町のそぞろ歩きあり 鬼の宿で吉野葛をいただいた。美味しかった。
丸山先生(元教育長)のお話で、大峰修行の歴史に又1つふれる事が出来た。
明朝3時半起床とて早寝するも 呑も会は元気でした。イビキの競争曲もありました.……晴れを願って……
9月7日(日)AM3:30 起床(晴後雨後曇)
軽トラックの荷台に乗り清浄大橋発心門へ 道中天を仰ぐと満天の星空 きれいだ” 星が降って来る様な……
全員揃ったところで、麹谷会長より神聖なお山に向かって、只今より上山させていただく決意の言葉をいただき、全員一礼して 是之女人結界の山門をくぐった。AM4:20何だか身体が引き締まって、身が固くなった感じだ。暗道を上がる。30分も歩くと息が上がってくる一休憩 竹の子の人もあり身繕いを整える。向井リーダの散華散華六根清浄の山念仏が始まった。後に続いて同じく繰り返す。念仏を唱え息を吐く事は呼吸を整えるのに役立つ 疲れるのでなく楽になると向井リーダーの山説法(六根清浄とは 眼耳鼻舌身意の六つをいます)
○ 大峰に 想いをいだき 大宰府の
友よ来たりて 修験楽しむ
○
暗闇の 女人結界 くぐりぬけ
一歩踏み出す 修験道
一本松小屋を過ぎたあたりAM5:00 より夜が明けて来たAM5:30お助け水だ。この水は息が切れそうになった時の命水だ 岩の中から噴出している水だ。本当に美味しい 一息ついて 洞辻茶屋迄一気に上る。行者堂に参拝し般若心経を唱え 行場の無事安全を祈願し いよいよ表の行場へ向かう。修験道は、はしごの様な階段が何百段も続く 雨にぬれている すべる……足を踏み外すと下から上がってくる人と大変な事となる 間隔を空けて上がる 目の前に鐘掛岩だ!! 高さ20m足を運び間違うと登れない 大先達の久保さん(プロの案内人)に指導して頂く・雨が強くなった。岩肌を滝の如く修験者の手足におそいかかってくる 皆んな必死だ・やっと上がりきった。ほっとした達成感で思わずにっこり……
○
鐘掛の くさりを頼りに 登りしが
大雨うたれし 進退ここに
次は西の覗きだ 今日は雨あり 霧ありで岩はすべる危険状態 奈良大宮RCの小西さん 中條さん 谷川さん 小橋さんがチャレンジ 大宰府RC黒川さん 中西さん 佐藤さん 浦田さんがチャレンジ(天野さんは山登り不参加)大先達に命綱をかけていただき 介添役の麹谷会長、小池先生が足を片方づつ持ち、いざ岩の鼻の先より身体を突き出す。修験者は合掌しないと身体が綱から抜けてしまう。下は千刃の谷 霧で下は見えないが谷底から霧が舞い上がってくる突き出された修験者は大先達の言われた事に大きな声で答えなければならない……
親はいるか→います 大切にするか→します 嫁さんはいるか→います 何人いるか→1人います(小さな声で) 大事にしているか→しています(小さな声で) ここで綱を持つ手が放され両足を押し出された 返事が小さいと又ぐいと突き出す 本人は顔面蒼白 嫁さん大事にするか→します 声が小さい します します……浮気はしないか→しません しません 子供はいるのか→2人います きちんと教育するか→します します……大宮のメンバーは大変だ 日頃の行いが解っているから この時ばかりと前へ突き出す……
○
ああうれし 西の覗に ざんげして
嫁さん大事に 浮気はせぬと
日本三大荒行(他の2つは羽黒山の強飯行、熊野那智大滝の寒行)の捨身行を終え、生まれ変わった心身で大峰山本尊に参拝し一身に般若心経を唱え、無心の境地に至り、有難さに身が震えしばし止まらなく……感受いたしました。
御朱印 御焼印を戴き 全員で晴れ晴れと本堂前で記念写真をパチリ 少し上って山ケ岳一等三角点に全員タツチし 本日 大峰修験登山の目的をほぼ達成出来た。龍泉寺宿坊で朝食 おにぎりと味噌汁の美味しかったこと 大宰府の川添さんから戴いた 梅ケ枝餅を皆んなで分けて美味しく戴きました。ごちそうさまでした。
〇 大峰の 世界遺産に 身をゆだね
心行く迄 身を清めなん
さあ、下山開始 雨の後良くすべる 仲間がすべった。尻餅ついた。高祖神変大菩薩のご加護で何事もなく無事であった。良かった。上がってきた時の苦しさを思い出しながら下山 無事
出発点 発心門清浄大橋へ全員下山 心から喜びを分かち会った。
洞川温泉につかり厳しかった思い出話……しかし 心から良かった良かったの声 その通り その通りの笑い声……直会は洞川名物豆腐会席 名水豆腐だ 大峰の名水ごろごろ水で出来た豆腐だ。おかわり又おかわり……最後売り切れ……
○
名水の 豆腐を口に 入れなせば
うましうましと おかわり納得
一丸旅館の皆さんに見送られバスにて帰路に途く。恒例の呑も会が始まった。橿原神宮駅で大宰府の皆さんを送り 次回の出会いを約束 お互いの親睦の絆が益々強くなった。新大宮に着く迄談笑し大峰登山は無事終了した。
次回10月4〜5日
和佐又山から大普賢岳奥駆け道です。
多くの参加をお待ちしております。
20年月9月7日 東田 幹章 記 |