立山三山縦走登山
行程表(20.7.18〜20.7.21)
(参加者 9名) 麹谷・飯田・小池・楠原・東田・橋本・向井・辻・植倉
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第120回奈良大宮RC山歩き同好会報告
NOMC(呑も会)
立山三山縦走登山 標高3.015m
登山日 平成20年7月18日(日)〜21日(月) 晴〜雨〜晴
登山工程 新大宮−室堂(立山ホテル)−浄土岳−雄山岳−大汝岳−別山乗越−雷鳥平−室堂−称名滝−宇奈月温泉−欅平(トロッコ列車)−祖母谷温泉−宇奈月
新大宮
参加者 麹谷、小池、飯田、向井、楠原.植倉、辻、東田、橋本総勢
9名
今回の山登りは第120回 そして10周年記念の本当に嬉しい記念すべき山登りだ。そして 立山三山縦走と云う願ってもない計画となつた。
第1日目7月18日(金)晴
PM10:00新大宮駅前 貸切りバス(SAHARA)にて出発 途中 麹谷会長が乗車 一路富山県立山三山登山口室堂 (立山ケ−ブル乗車場)へ向かう。運転手さんは2人で交代しながらの安全運転だ。全員明日に備えてアルコ−ルもそこそこ 休憩パ−キング以外は一眠り 途中PAで朝食、
昼食を買い込む。
第2日目(土)晴 AM7:00標高2.450m目の前に雪渓の衣を着た浄土岳 そして雄山がドカ−ンと聳えている。う−ん すごい感激で今から胸が一杯になつた。
朝食後AM7:30 いよいよ 立山三山にチャレンジ開始 浄土岳に向かう雪渓の上を歩き 岩ばかりの登山道を進む。道らしき道なし岩ばかり 所々にペンキで〇か→が書いてあるのが道標だ。とにかく きつい 回りを見渡すと とにかくすごい雪狭が目に染みる。
○ 憧れの 立山に来て 感激の 雪渓残り まぶしかりけり
浄土岳 標高(2.735m)AM9:50 小休憩の後 一の越 標高(2.600m)を通過 雪渓を下り 雄山に向かって登る
〇 立山の 雪渓渡り 山登る 快晴の空 心満喫
高山植物がきれいだ” 女性登山者 (美人2名組 )に出会った。この花は何て花ですか? 気軽に声かけた。彼女は笑顔でミヤマキンバイですよと教えてくれた。彼女は手に山草花の辞書を持っていたのだ。その他タカネツメクサ イワツメクサ タカネウスユキソウ等親切に説明してくれた。何だか一人得をした様な心がほんのりと温くなった( 美人だったから)
〇 立山に 咲く花たずね 二人連れ
いずれも美し ミヤマキンバイ
みんなに遅れ 走る様にして追いついた。雄山頂上迄あとすこし3.000m級の山登りは高山病にかかり易い 小池先生が少し体が重い様だ。しかし自分で調整しながら 山頂目指して一歩一歩さすがだ。遂に雄山山頂に到着 三角点2.992mにタッチ 感動の握手 がっちりと……(AM12:00) 頂上も多くの登山者だ 昼食弁当 美味しかった。立山頂上の雄山神社に全員参拝
山頂の社の前の石ころ敷きの座処に座り 二礼二拍一礼の後神主様が祝詞をあげて下さった。拝観料@500 お礼と鈴を戴いた。PM 13:00雄山から一気に立山 最高峰 大汝山((標高3.015m)に立つ 頂上からは剣岳 槍ヶ岳等 空は快晴 360度見渡せる様な絶景 この日に登れた感謝 感激 感動の思いがぐっとこみ上げて来た。よくぞ登った 嬉しさがじゅわじゅわと…
〇 涼風が 立山連峰 そよぎ来て 熱き身体を 休めけるらん
眼下に黒四ダムが満々と雪水を湛えている。黒四ダムの大きさは大汝山頂から見てもすごい。 日本の技術 日本人の心意気が息吹いている。
〇 大汝 登りて眼下に 黒部見ゆ 満々湛ゆ ダム湖雄々しく
山は下りの方向だ。真砂岳を通過 内蔵助山荘 (今夜の宿)へ向かう。PM15:05着 山荘入口を入ると大きなタライに雪で冷やしたビ−ルが待っていた。早速全員 表の長イスに座り乾杯 立山三山 登頂を祝った。山荘から見る山々もすばらしい 時間が過ぎるに従い寒くなってくる。防寒衣を衣って丁度だ。半袖の橋本先生 寒い寒いと早々に山荘へ 部屋は8帖一間 9人寝ると1人ははみ出る 1人は押入で向井リ−ダ−となった。夕食は山小屋の料理とは思われぬ程 豪華でした。起床4時と聞いて早め(7時)に就寝
第3日目 7月20日(日)雨後晴
朝4時起床 山荘の泊まっている人達全員 御来光遙拝の為 外の高台にて待つこと40分 ガスが立ち込め 風と共に雨がパラついて来て御来光 望めず 朝食後出発する事となった。
(AM5:55) 全員雨具装備 昨日と打って変った装束だ。ガスで前方30m先が見えない。道標を見落とせば どっちへ向いて歩いているのか解らない程 別山へ向かう。向井リ−ダ道標と地図とで確認したが? 小池先生 別山はこの道だ さすが元山OB岳 経験は宝なり” 別山山頂に社あり 全員般若心経を唱え 無事下山を祈願した。当初予定の雪渓下りを変更し 一路出発地点の室堂に向かう。別山乗越の剣御前小屋で休息 (AM8:00〜9:00) 今回のシエフは辻さんだ19日の朝食 そして20日の休憩と温かいス−プ、 コ−ヒ−等手早く全員に仕立てて下さった。ありがとうございます。休憩で一息ついて 出発 ジグザクの道を下る 雪渓も下る 川を渡り 雷鳥荘の前へ出た。後少しだ。この辺りは観光客が沢山 ガスで良く見渡せないのにバスで上がって来たらしい。雷鳥がいる あそこ あそこ みんながのぞき込んでいる。あっちを向いている 背中だけでもの雷鳥に出会えた。(AM10:30) 室堂でバスに乗り、汗と雨でびっしょりの着衣を着替える。生き返ったみたい 宇奈月温泉迄の間 称名滝で昼食 350m大瀑布のしぶきが霧となり、そよ風を伴い さわやかだ。
〇 豪々と 落ちる滝水 とめどなく 称名滝は 日本一なり
宇奈月温泉郷に入って来た 川を挟んで両側に温泉宿が広がる。宇奈月ニュ−オオタニに到着 早速ビ−ルで乾杯 呑も会の仕来りだ。夜は大宴会となった。部屋のビ−ルが空になり追加も空になり 自販機に買いに行ったそぅな…
7月21日(月)晴
朝5:30 起床 朝風呂 散歩 (歩き足りない人) いろいろ AM7:30 宇奈月温泉発 トロッコ列車で欅平へ向かう。
〇 ガタゴトと トンネルくぐり 橋渡る 黒部トロッコ 秘境の中へ
途中 猿専用の橋がかかっていたり、山肌を遂うように走っていくトロッコ列車からの眺めは、抜群
そそり立つ 黒部渓谷 山肌に 猿渡りなん吊り橋かかる
先人が発電所建設のため少しづつ奥へ奥へと延ばして行ったトロッコの線路だ。今日の我々が電気と云う有り難い文明の明かりは先人達の苦労の結晶なのだ。
〇 先人の 作りし線路 ひた走る
幾多の苦労 トロツコに乗せ
欅平から約1時間 祖母谷温泉迄 落石注意のためヘルメットをかぶり山歩きだ。川端に祖母谷温泉があった。みんなで露天風呂につかり 秘境の温泉を楽しんだ。ビ−ルで乾杯 圧巻は岩魚の骨酒だ〃そばも大盛り 岩魚の塩焼きも美味しかった。
〇 祖母谷に 秘境湯ありと たずね来て
男猿が9匹 湯浴み楽しむ
温泉より帰り道 あわや〃と思い召す事が発生 しかし 不思議な事に山での祈願が通じたのか、神様の御加護を戴き 無事に宇奈月迄戻る事が出来ました。ありがとうございました。
全ての工程が無事終了し、宇奈月から新大宮迄 途中 呑も会をしながら帰途につきました。
第120回記念にふさわしい山登りでした お疲れ様でした。ありがとうござました。
新大宮着 PM19:50
2009年7月18日〜21日 北海道 羅白岳
2008年8月 3日 稲村岳
2008年9月6〜7日 大峰山上ヶ岳 です。
多くの参加をお待ちしております。
20年7月21日 東田 幹章 記 |