奈良大宮

ロータリークラブ

No.1340

Vol.28

2006/09/26

2006-2007/12

Club Weekly Bulletin

Rotary International District2650 Nara Japan

http://naraomiya-rc.jp/index.htm


  創立:昭和54年1月23日   例会:毎週火曜日 17:30   E-Mail:info@naraomiya-rc.jp

  事務所:奈良市大宮町6丁目2−1 南都銀行大宮支店内 電話0742−33−8583

  例会場:奈良市高畑町1096番地 奈良ホテル本館 電話0742−26−3300(代)

  会長:清岡正教 副会長:井上正行 幹事:小西敏文


  四つのテスト

・ 真実かどうか 

・ みんなに公平か 

・ 好意と友情を深めるか 

・ みんなのためになるかどうか

  クラブ方針

・ 効果的な親睦活動

・ 会員の意識向上

・ 例会への積極的参加

・ 会員数の維持・増強

・ 成果ある奉仕プロジェクト

・ ロータリー財団支援

・ ロータリー情報の広報


例会プログラム 第12回09月26日 通算1340回

例会状況報告 第11回09月19日 通算1339回

  1. 開会の点鐘 17時30分

  2. ソング 「それでこそロータリー」
  3. お客様の紹介
  4. 会務報告

  5. 卓話 毎日新聞奈良支局 局長 井上 朗 氏

「田原本町の放火殺人事件が問いかけるもの」

  6. 閉会の点鐘 18時30分

R.C.は出席から 1339回 1337回の修正
会員数 70名 70名
出席免除者数 18名 19名
出席者数 47名 38名
補填者数 12名
出席率 90.38% 98.04%

◆ 第11回 09月19日の例会報告 ◆

卓 話

    「夢を育てたい」 奈良市立三笠中学校   校長 谷 秀春 氏

  先日、総裁選に備えたテレビ討論会を見ていると、「日本の子供に元気がない」という話が出ていました。確かに、朝からボーっとしていて元気のない子や根気がない子、すぐ転んでケガをしやすい子が増えています。活気がないということは、私も痛切に感じます。
また若者の間で、働けるのに働こうとしない、いわゆるニートも増えています。働かなくても生きて行けることには親の責任もありますが、家庭や日本全体が豊かになったことも影響しているでしょう。その豊かさに甘えている、逆に言うと甘やかせているということが現実だと思います。
 一方ではキレる若者や、教室の中でじっとできなくてウロウロたち歩く子供たちも増えています。校内暴力は今や小学生に多発しています。校内暴力といえば、30年近く前は高校生でしたが、その後、中学生に移りました。中学生の校内暴力は大きな社会問題にもなりましたが、当時の状況は「凄まじかった」の一言に尽きます。
 学校はまず第一に、人間形成をする場です。強い体をつくったり、強い心、感動する心、人を思いやる心、善悪のけじめ、我慢する心、そういった人間性豊かな子供たちを育てることが大切です。もちろん基礎的な知識や、専門的な学問を教えること、それから子供たちの成長や人生設計を支援をしていくという役割を負っています。
 一方、家庭教育においては何よりも躾です。基本的な生活習慣、寝る時間や起きる時間を躾ける、人のものを盗むな、人を傷つけるなということは基本中の基本です。あるいは、我慢する心を育てること。それが家庭の役割であると思います。
 今はこの学校教育と家庭教育とが曖昧になり、ますますその風潮が強まっていますが、我々はそれを何とか打破していかなければならないと思っています。この頃ボーっとしている子供が増えていると言いましたが、最近は夜の12時過ぎまで子供たちが結構起きています。夜12 時半を過ぎても、テレビを見たり、メールや携帯電話でやりとりする。だから当然翌朝、朝食抜きで寝不足のまま学校に行きます。こんな状態では勉強も身につきません。ある学校ではたまりかねて、朝食を子供たちに与えたそうです。そしたら学力が向上したという報告もありました。学校のする仕事ちゃうやろ、と言われるかもしれませんが、そうせざるを得ない立場にまで追い込まれてしまっているのです。
 根気がないということについても、親がすぐに物を与えます。我慢させないんですね。心を育てるという点でも、親の威厳、特に父親の威厳がほとんどありません。父親のパンツを洗うのに箸でつまむような家庭で心優しい子供が育つでしょうか。お弁当でも、手作りではなくいつもどこかで買った弁当を持たせる。仕方のない場合もありますが、弁当には母親の温かい気持ちがこもっています。そんなちょっとした親子の触れ合いを大事にして欲しいものです。
 国際比較で学力が下がったといわれ、ゆとり教育からの転換が叫ばれています。宿題をする時間が外国の子供たちに比べて少ない、という統計もありましたが、今の子供の大半は塾へ行っており、この統計の根拠がよくわかりません。批判の多い「ゆとり教育」ですが、元々は世界に通用する日本人という視点から、従来の詰め込みだけではいけない、知識だけでは駄目だ、ということでスタートしました。一つの統計の結果が、本当にそうならそれでいいのですが、それだけを理由に大臣や教育の方針まで性急に変わってしまう現状には危惧を抱いています。きちんと分析した上で、外国ではどういう教育がされているのか、日本の教育と比較してどうなのか、どこに日本の教育のマイナスがあるのか、それらをじっくり見た上で見直しが行われるべきではないかと思います。
 子供は学校や家庭だけでなく、地域や広い範囲で行動します。今は夜に出歩こうと思えばどこへでも行けますし、テレビやゲーム、メールなど様々な情報も溢れています。このような環境の中、子供を健全に育てるためにどうすべきなのかを日本人みんなで考えていく必要があると思います。学校と家庭と地域、この三者が社会全体として手を取り合って子供たちを育てていかなければなりません。教育が悪いといったら、即、学校教育だけが悪いと捕らえられがちなのですが、私はそれは狭い見方だと思います。
 ニートの問題は今、学校教育でも色んな取り組みが行われ、その一つにキャリア教育があります。奈良大宮ロータリークラブの皆さんには、「労働に学ぶ」や「職場体験」でお世話になっていますし、奈良市長も「地域コミュニティの再生」ということで、地域全体、社会全体での取り組みに力を入れておられます。私はその成果を大いに期待する一人です。
ところで昨今、色んな形で教師が新聞をにぎわせています。21歳で教師になっても、50歳でなっても、教師は教師です。一人前の人間として見られます。その点、どうしてもおごりが出やすくなります。教師による色んな事件が続く中、私たちも本当に襟を正さなければならないし、後輩たちにきちんと伝えていかなければと思っています。
 最後に、子供への接し方ですが、親としてこれだけはぜひやっていただきたいことを挙げさせていただきます。まず、何よりも夫婦仲良くして下さい。特に父親には威厳をもって欲しいと思いますし、時には子供たちに人生を語って欲しいと思います。そして、善悪の区別です。人のものを取るな人を傷つけるな、これらのことは教えるのではなく叩き込んで下さい。同じように我慢する心、こちらも叩き込んで欲しい。そうしなければ後で親が泣く結果になってしまいます。また叱るだけでなく、会話も大事です。
 お孫さんをお持ちの方に対してですが、親がいる限りは、親より前に出ることは出来ません。だけど、おじいちゃん、おばあちゃんにとって孫は宝です。嬉しいことを報告に来たら、良かったなと一緒に喜んであげて下さい。悲しいこと、辛いことがあったという時には、抱きしめて一緒に涙を流してあげて下さい。
褒めることは褒め、叱ることは叱る。子供たちには、お前は俺たちの宝や、ということを何度でも、しっかりと伝えて欲しいと思います。

会長・幹事・委員会報告

会長報告
 9月16日(土)、奈良東R.Cがホストとなって、奈良市内5クラブの第一回会長幹事会が開かれました。
 今月末、9月30日(土)にはRYLAが開催されますので、新世代委員会の高辻委員長よろしくお願いします。そして10月7日(土)には、IMが開催されます。今回は奈良西R.Cがホストです。奈良県のロータリアンが全部集まる大会ですから、ぜひとも多くの出席ならびに懇親会への参加もお願いします。
 来年3月22日、奈良R.Cが創立55周年を迎えます。それに合わせてニコニコ大賞を考えているそうです。環境問題について、奈良市内、天理市内で頑張っている個人、団体に対して表彰したいという趣旨の様です。詳細についての文書が届きましたら、再度お伝えします。
 また、今日は土谷会員にロータリー米山奨学会から感謝状が届いています。
 さて、健康一口メモ第6弾として、久しぶりに健康についてお話します。食欲の秋。読書の秋、スポーツの秋、と夏の暑さが和らぐ9月は素晴らしい季節です。夜空が澄み渡り、透明な空気に包まれて思い切り深呼吸したくなる季節でもあります。一方、朝晩 涼しくなり、空気が乾燥してきます。乾燥した空気は私たちの喉の潤いを奪い、肌や髪の毛を乾燥させます。さらに乾燥した空気を吸うために、呼吸機能や肺機能の低下、気管支喘息などの季節病が発生しやすくなります。肺の機能が落ちますと抵抗力が落ち、風邪を引きやすくなったり、インフルエンザにもかかりやすくなりますので、皆さん方自身で規則正しい食事や睡眠を心がけ、季節の変わり目を乗り切って下さい。
財団法人ロータリー米山記念奨学会より土谷会員に感謝状
前年度監査報告 会計監査 高木会員

 本年度2006年9月13日に事務局で2005年7月1日から2006年6月30日までの収支決算書、および会計帳簿ならびに書類を監査した結果、適性かつ正確であることを認めます。
ロータリー財団委員会
 毎週ロータリー財団の特別寄付でご無理を申し上げてきましたが、あと5名で目標に達成します。10月24日のガバナー訪問の際には、当クラブからの財団への寄与についても報告したいと思います。あと5名の方、なにとぞご協力をよろしくお願いします。

新世代委員会
 今月末、9月30日にRYLAが開催されます。当クラブからの受講生を紹介します。尾崎聡美さんです。よろしくお願いします。

社会奉仕委員会
 9月21日(木)、午前10時から学園前ホールで秋の交通安全運動の決起集会が開かれます。現在18名参加予定をいただいています。メーキャップ扱いにもなりますので、時間の都合のつく方はご参加よろしくお願いします。
 また、10月29日(日)には全国ロータリークラブ囲碁大会が開催されます。参加希望の方がありましたら9月中に私まで連絡ください。
親睦活動委員会
 9月14日に島ヶ原カントリークラブで親睦ゴルフコンペが行われました。楠木前会長杯、取りきり戦で、成田さん、優勝おめでとうございます。 本年度第一回クラブコンペの優勝は、すごいスコアがでました。アウト38、イン38、グロス76!武藤廣茂さん、優勝おめでとうございます。2位が冨川さん、44、イン46、おめでとうございます。3位が東田さん、アウト48、イン43、です。10月10日(火)には奈良ホテルで月見例会を行います。多数の参加をお待ちしています。

例会臨時変更及び休会のお知らせ
桜井ロータリークラブ
《例会変更》
日  時:10月11日(水)→10月12日(木)職場訪問のため
場  所:(株)京つけもの 西利(京都市下京区堀川通七条上ル)
◎ ビジター受付は、10月11日(水)12:00〜12:30まで例会場(桜井市まほろばセンター)にて行います。
奈良西ロータリークラブ
《例会変更》
日  時:10月5日(木)14:00〜 IMリハーサルのため
場  所:奈良県新公会堂
◎ ビジター受付は、10月5日(木)17:30〜18:00まで奈良ロイヤルホテル1Fフロント横にて行います。

ニコニコ箱 本日71,000円 累計664,000円

(土谷宗一君)
 三笠中学、谷校長先生の卓話に感謝。
(小西敏文君)
 奈良市立三笠中学校校長 谷様、本日の卓話よろしくお願いします。
(高辻良成君)
 谷先生、卓話よろしくお願いいたします。
(佐川 肇君)
 長らく欠席いたしました。やっと出席できるようになりましたのでよろしくお願いします。
(扇谷泰之君)
 64歳の誕生日を迎えました。感謝します。
(藤井正勝君)
 美しいお花をいただきました。ありがとうございます。
(潮田悦男君)
 誕生祝ありがとうございました。
(多田 実君)
 57歳になりました。死ぬまで生きたいと思います。
(石野捨雄君)
 9月3日に60歳にならせていただきました。感謝申し上げます。
(植村将史君)
 誕生日のお祝いありがとうございます。
(西口栄一君)
 結婚記念日のお花をいただきありがとうございました。ロータリー入会前にはなかった恒例行事でもあり、夫婦円満に向けてニコニコ。皇室も景気も、明るい話題が続きますように・・・。
(森 厚雄君)
 結婚記念日、ありがとうございます。
(武藤廣茂君)
 先日の親睦ゴルフ会では、心ならずも初優勝させていただきました。ありがとうございます。でも、これが最初で最後の優勝となりそうです、トホホ。
(榧木八洲夫君)
 親の意見と、ひや酒は、後できいてくる。本当によくわかりました。亡きおやじに感謝、感謝!!
(金星 昇君)
 お宮参りしました。
(有井邦夫君)
 ロータリー財団への寄付よろしく。


(小橋宗文君)
 ニコニコ協力。
(山本直明君)
 ゴルフ親睦会で当日賞をいただき、ありがとうございました。
(橋本和典君)
 次男坊が神戸大学医学部に編入合格しました。あと4年脛をかじられます。やっぱり還暦までお酒は飲んだらアカンみたいです。56回目のお誕生日お祝いありがとうごいざいます。ロータリアンいつもニコニコ アイサーブ。

本日のお客様
下出雅章君(奈良R.C) 矢野兵治君(奈良東R.C) 奥 洋治君(大阪東R.C) 

尾崎聡美君(RYLA受講生) 朴 菩蓮君(米山奨学生)

次週の例会 10月03日

クラブ討論会 奉仕プロジェクト委員会担当 「共同奉仕活動について」

会報・IT委員会

増井義久、藤野城市、冨川 悟 

Webmaster

植村将史