奈良大宮

ロータリークラブ

No.1338

Vol.28

2006/09/12

2006-2007/10

Club Weekly Bulletin

Rotary International District2650 Nara Japan

http://naraomiya-rc.jp/index.htm


  創立:昭和54年1月23日   例会:毎週火曜日 17:30   E-Mail:info@naraomiya-rc.jp

  事務所:奈良市大宮町6丁目2−1 南都銀行大宮支店内 電話0742−33−8583

  例会場:奈良市高畑町1096番地 奈良ホテル本館 電話0742−26−3300(代)

  会長:清岡正教 副会長:井上正行 幹事:小西敏文


  四つのテスト

・ 真実かどうか 

・ みんなに公平か 

・ 好意と友情を深めるか 

・ みんなのためになるかどうか

  クラブ方針

・ 効果的な親睦活動

・ 会員の意識向上

・ 例会への積極的参加

・ 会員数の維持・増強

・ 成果ある奉仕プロジェクト

・ ロータリー財団支援

・ ロータリー情報の広報


例会プログラム 第10回09月12日 通算1338回

例会状況報告 第09回09月05日 通算1337回

  1. 開会の点鐘 17時30分

  2. ソング 「夕焼け小焼け」
  3. お客様の紹介
  4. 会務報告

  5. 卓話 「奈良で遊ぶということ」 

         朝日新聞奈良総局長 馬場秀司 氏

  6. 閉会の点鐘 18時30分

R.C.は出席から 1337回 1335回の修正
会員数 70名 67名
出席免除者数 19名 19名
出席者数 38名 45名
補填者数 3名
出席率 74.51% 100%

◆ 第09回 09月05日の例会報告 ◆

卓 話

 

 新入会員卓話 森下泰行会員

 私は昭和37年に入社以来44年間、近鉄一筋に努めてきました。前半は鉄道業務以外を色々経験し、昭和62年11月に鉄道の運輸部長となってからは鉄道中心で、昨年からは社長補佐として安全や環境関係を中心に担当しています。
 近鉄はバブル崩壊後、かつてない厳しい状況が続きました。そのためグループも含めて不採算事業の整理など思い切った改革を進めてきました。バッファローズやOSK、近鉄劇場からも手を引くことなり、これまで支えていただいたお客様、ファンの皆様には本当に申し訳ない事態となりました。しかし、改革を進めた結果、一時的に無配となっていた株式も平成15年に復配し、配当を続けられるところまで回復しています。まだしばらく正念場が続きますが、今年からは新しい経営計画の下、早く皆さんに安心していただける会社にしていこうと頑張っています。当社は2010年に100周年を迎えますが、ぜひそれをいい形で迎えたいと思います。
 当社の営業路線は近畿・東海、二府四県にまたがり、私鉄最長の営業キロ数582.3キロの路線を有します。創業は明治43年、今年で創業96年目になります。創業路線は今の奈良線、上本町―奈良間30.4キロです。順次路線を延伸し、色んな会社の合併も重ねて今日の路線になりました。最新の路線は今年3月に開業した「けいはんな線」です。
 一日の輸送人員は平成3年以降減ってきていますが、昨年の輸送人員は168万人です。全ての列車の一日の走行距離は84万キロ、地球21週分に相当します。当社は沿線が長い分、他社に比べて赤字路線が多く、営業的には厳しく効率の悪い輸送です。28路中、黒字は名阪間、難波―奈良、京都―橿原神宮前 、阿倍野橋―橿原神宮前、あとは全部赤字です。赤字路線をどれだけ活性化していくか、収支改善をはかっていくかが大きな課題です。
 物は売れなければ販売を中止すればいいのですが、鉄道はそういうわけにはいきません。地域の生活路線としての役目を担う鉄道は、赤字だからと言って簡単には辞めるわけにはいかないのです。今までは黒字路線が赤字路線をカバーしてきましたが、今後はそれも非常に厳しいでしょう。赤字路線は、地域の自治体にも負担していただきながら、存続していく方向が必要だと思います。すでに養老線や伊賀線では、その取り組みを協議中です。
 当社のみならず鉄道全体にいえることですが、平成3年をピークに鉄道の利用者数はどんどん減ってきています。原因はマイカーへの移行や不況です。不況になると人の動きがなくなり、失業者も増え、買い物やレジャー客が減ります。その他、少子化によって学生が減ったこと、人が動かずして映像やインターネットで物事が進むようになったことも鉄道利用者数減少の原因です。これから先、本格的に人口減少の時代に入ってきますし、景気が回復しても、大幅にお客様が増えることは期待できないと思います。
 しかし、たとえこのように状況が厳しくとも、私は近鉄の将来についてはけっして悲観的に考えてはいません。沿線にいい住宅地や病院、学校、商業施設を誘致して沿線の付加価値を高め、同時に鉄道自体をローコスト体制にし、安全で快適な利便性の高い鉄道にしていく努力を続ければ、必ず明るさが待っていると思います。鉄道は社会になくてはならない大量輸送機関ですし、また地球環境の面から見ても、鉄道はもっともクリーンでエネルギー効率の良い環境に優しい乗り物です。その利用が促進されるべきだし、そうなっていくことを期待しています。高齢化社会の中では鉄道は重要な足になりますし、環境や人に優しい公共交通機関として必ず見直されると思います。また、今まで日本の経済はものづくりが中心でしたが、これからは観光産業がリードする時代になるのではないかと思います。観光産業は経済波及効果が非常に大きく、男女年齢問わず幅広い雇用が期待されますし、外国人観光客が増えれば国際収支もよくなります。小泉首相も「観光立国」という言葉で、観光産業の振興を国としても目標に掲げています。
 これからは心の時代、本物の時代であり、レジャーも心を豊かにする場所、心を癒してくれるものが求められると思います。その面でも、近鉄沿線は素晴らしい観光資源にあふれています。本物の歴史文化遺産、豊かな自然、特に奈良は日本人の心のふるさと、本物の観光地です。このような場所に路線を持つことは、他社にはない近鉄の強みです。多くの人に何度も来ていた だき、昔の人のよき心に触れていただくことも、この地に路線を持った我々の使命であると思います。地域の人と協力し、これらの取り組みを進めていくことも、近鉄の発展、また地域の発展につながると思います。
 しかし、鉄道会社としてもっとも大切なこと、全ての事業の根底になることは安全の確保です。これは鉄道の絶対条件です。私どもも安全を最優先に、社員の指導に取り組んでいます。安全にはここまでやったらよいという水準も、事故防止の特効薬もありません。毎日毎日 根気良く指導を続けて、実情をきちんと把握し、問題の芽をつぶしていくという努力の積み重ねによって維持されるものです。
 また利便性の向上として、今進めている大きな施策は、阪神との相互直通運転です。西九条―難波間の遠心工事は2009年春に完成予定で、完成すると三宮―奈良間が乗り換えなく1時間10分でつながります。将来は姫路から奈良、姫路から伊勢志摩も夢ではありません。加えて「スルっと関西」加入会社でICカードの「PITAPAカード」を導入し、当社は少し遅れていますが、来年の春にはほぼ全域で導入予定です。JRの「イコカカード」とも相互利用が出来るようになりますので楽しみにしていてください。その他、バリアフリーの取り組み、エレベータの設置をすすめています。
 最後に一つだけお願いです。私たちが日常的に一番困っているのは踏切事故です。ドライバーの無謀横断による事故が後を絶ちません。ぜひ踏切での一旦停止、左右確認を励行して下さい。万一、踏み切り内でエンストや脱輪をした場合は、躊躇せず非常ボタンを押してください。多くのお客様や地域の皆様の安全、そして利便性を確保するためにも、どうか踏切事故防止にご協力をお願いします。
 厳しい中での運営が続いていますが、これからもより質の高いサービス、地域の発展につながる輸送サービスのために努力していきます。よろしくお願いします。

会長・幹事・委員会報告

会長報告
 9月2日、橿原R.Cがホストとなって、第一回県下ロータリークラブ会長幹事会が開催されました。10月7日開催のIM第4組については、CLPの施行についてロータリーの強化を図るということで、テーブルセ ッションとして6つの委員会に分かれます。私たちのテーブルの一つは、土谷会員にテーブルリーダーをお願いしました。一つのテーブルに会員4名必ず出席ということで、 当クラブから最低24名の出席者が必要ということに決定しました。あと2年後には、当クラブもIMを開催することになります。そのことも視野に入れ、ぜひご協力をお願いします。
 さて、本日の理事会の審議事項において、新入会員の委員会配属を決定しました。森さんは国際奉仕委員会とSAA、神山さんは新世代委員会と親睦委員会、小川さんは社会奉仕委員会と親睦委員会です。また9月21日の秋の交通安全運動への参加者については、メーキャップ扱いを承認することも決定しました。
 ところで私は、9月2日の県下ロータリーの会長幹事会が終わってすぐ、当クラブの山歩き同好会に参加しました。大宰府R.Cのメンバーも一緒に大峯山という神聖な山に登ってきました。屋久島登山ではみなさんに非常にご迷惑をおかけしましたが、あれから反省に反省を重ね、自身の健康を見直して、体と精神を鍛えてストレスのたまらない生活をした結果、皆様にご迷惑をかけることなく無事に下山できたことが本当に幸せでした。非常に気持ちよく、すがすがしい時間を過ごすこと出来ました。次の山登り同好会には、みなさんもぜひ参加してみて下さい。
前年度出席優秀者
 楠木会員、矢追会員、箸尾会員、有井会員、土谷会員、多田廣会員、藤井会員、高辻会員

ロータリー財団
 現在31名の方から寄付をいただきましたが、40名近い方がまだということになります。9月中ですので、何卒ご協力をお願いします。
ロータリー情報
 新入会員に対するインフォメーションを例会終了後に行います。顧問の方で時間の空いている方がおられましたら。お付き合いください。
奉仕プロジェクト委員会

 9月4日、第一回奉仕プロジェクト委員会を開催させていただきました。CLPになって最初の委員会でしたが、この委員会は国際奉仕委員会、社会奉仕員会、新世代委員会、職業奉仕委員会の4つの委員会が合同して何か一つの奉仕活動をしようというものです。要点だけご報告します。
 本年度の奉仕活動の共同事業として決定したことは、東大寺周辺の植樹です。最近、雨が降ると東大寺周辺で大水が出るということで保水対策をしようということです。これについては友好クラブの 東京恵比寿ロータリークラブ、太宰府ロータリークラブと共同して、また子供たちとも力をあわせて一つのプロジェクトとして実行していこうと思います。日程、何を植えるかについては、今後委員会を開催しながら決定させていただきます。
 それ以外に、小学校への母親、赤ん坊の派遣、防犯として門灯の点灯をしていただくという訪問活動、合わせてうすいの促進利用ということで、今年度いくつかのテーマでやっていこうと決まりました。あわせて第一回のクラブ討論会の取りまとめの中から、10のテーマについて今後奉仕プロジェクト委員会で検討していこうということになりました。三笠中学校の継続事業、施設の子供たちを呼んでの事業、水の取り組みについてボーイスカウトと一緒に動く、河川の清掃、節水を心がける人への情報提供、大和川、佐保川、菰川の清掃美化、社会的に認知される事業、水をテーマにする事業、防犯カメラの設置、東大寺の植樹、これらを今年度もしくは次年度の継続事業として計画を立てていこうと決定しました。なお、奉仕プロジェクト委員会の第一回に今年度一回予定している情報集会が九月になっていますので、本年9月20日以降、10月末までの間に情報集会を予定しております。 次回は共同奉仕活動についてということをテーマにして、開催させていただきます。四大奉仕の委員長さんがそれぞれ情報集会の班長、副班長になっていただき、会員の皆さんから色々な意見を聞きながら、どのような活動 内容で共同奉仕をやるかをテーマにしたいと思いますので、ご協力よろしくお願いします。
会員組織
 第一回情報集会は1班から5班にわたって完了いたしました。会員みなさまの活発なご意見ありがとうございました。班長、副班長さんにはお世話をかけました。みなさん、テーブルに各班の副班長から提出していただいたまとめを総括したものを配布しております。最後に、情報集会の段取り、推進をして下さった、会員増強委員長の小池さん、ありがとうございました。
親睦活動
 本日例会終了後、隣のロビーで臨時委員会を行います。5〜10分で終わりますのでよろしくお願いします。親睦委員会のメンバーの名前を申し上げます。麹谷さん、北河原さん、藤井さん、平尾さん、倉田さん、山本尚永さん、西口さん、森下さん、中野さん、谷川さん、神山さん、小川(達)さん、以上です・
会員増強
 8月1日に、会員増強委員会から会員についてアンケートをとらせていただき、その結果を元に情報集会を行いました。欠席されていた方がいますので集計について報告させていただきます。
 まず、新たな職業分類については、IT関係、衣料品製造、仏具店、玩具店、レストランという意見が出ています。
女性会員の入会については、「よい」が34名69%、「だめ」14名29%、「未回答」1名で、また女性会員の入会候補者を「知っている」が1名、「知らない」が48名でした。 
 また40歳前後の若い会員の入会について、「よい」が42名86%、「だめ」が3名1%、「未回答」4名です。若い候補者を知っているかということでは、「知っている」が8名、知らないと答えた人は41名。ちなみにアンケートの回収枚数は49枚です。新たな入会候補者がいましたら、ぜひご紹介よろしくお願いします。
幹事報告
 新入会員5名の方、会員紹介用のクラブ概況報告の中の写真の撮影を来週、トミカラーの冨川さんにとっていただきます。本日の理事会で承認いただきました。

ニコニコ箱 本日57,000円 累計533,000円


(清岡正教君)
 残暑お見舞い申し上げます。大峯山に登り、すがすがしい気持ちで9月の例会を迎えることが出来ました。
(向井 毅君)
 太宰府ロータリー 川添さんの歓迎大峯登山、全員無事下山できて何よりでした。来年も新客を増やして登りたいです。
(楠下重郎君)
 9月2日〜3日、山登り会、大峯山・参詣登山、チーフリーダーの向井さんをはじめ、皆様方の激励と、東田さんの整体を受けて、山頂まで登ることが出来ました。 感謝申し上げます。
(倉田智史君)
 先日の大峯山の登山ではお世話になりました。ありがとうございます。清岡会長、楠下さんお疲れ様でした。森下さん、卓話ありがとうございます。
(植倉一正君)
 今年も、大峯山へ登ってきました。山歩き会の皆さん、お疲れ様でした。

 


(橋本和典君)
 大峯山で滝に打たれて修行してきました。冷たい水でかわいそうにムスコはすっかり縮み上がっていました。女性が入会したらセクハラになるんですかネ?これって大峯山が女人禁制がわかる気がします。 ロータリアンいつもニコニコ アイサーブ
(楠原忠夫君)
 大峯山登山 山歩きの皆さん、お世話になりました。清岡会長、見事にリベンジを果たされおめでとうございます。また、清岡会長の後見人兼付き人の楠下さん、ご苦労様でした。
(鈴木浩之君)
 山歩きの皆様お世話になりました。
(小西敏文君)
 森下さん、本日卓話楽しみにしております。
(成田 積君)
 第1回情報集会は完了しました。会員皆様の活発なご意見ありがとうございました。クラブ発展のため、会員増強に努めてください。
(有井邦夫君)
 ロータリー財団にご協力お願いします。
(森下泰行君)
 長男の婚約が決まりました。
(矢追家麻呂君)
 宮西さん、渡辺さん、情報集会お世話になりました。
(扇谷泰之君)
 第一回奉仕プロジェクト委員会を開催しました。各委員会の委員長、副委員長さんありがとうございました。なお、高辻さん、お世話になりました。
(潮田悦男君)
 本日で59歳になりました。例会日と誕生日が重なりました。
(宮西正伸君)
 ニコニコ協力です。本日は森下さん、卓話ありがとうございます。
(石野捨男君)
 ニコニコに協力します。
(北神徳明君)
 今日は私がニコニコの担当になっております。よろしく。

NOMC94

大峯山登山 平成18年9月2〜3日
<参加者>大宰府RC=川添様・麹谷・小池・楠原・東田・向井・橋本・鈴木・増井・増井あきら・倉田・清岡・楠下・植倉

本日のお客様

次週の例会 9月19日

卓話 「夢を育てたい」 奈良市立三笠中学校   校長  谷 秀春 氏

会報・IT委員会

増井義久、藤野城市、冨川 悟 

Webmaster

植村将史