奈良大宮

ロータリークラブ

No.1358

Vol.28

2007/02/06

2006-2007/230

Club Weekly Bulletin

Rotary International District2650 Nara Japan

http://naraomiya-rc.jp/index.htm


  創立:昭和54年1月23日   例会:毎週火曜日 17:30   E-Mail:info@naraomiya-rc.jp

  事務所:奈良市大宮町6丁目2−1 南都銀行大宮支店内 電話0742−33−8583

  例会場:奈良市高畑町1096番地 奈良ホテル本館 電話0742−26−3300(代)

  会長:清岡正教 副会長:井上正行 幹事:小西敏文


  四つのテスト

・ 真実かどうか 

・ みんなに公平か 

・ 好意と友情を深めるか 

・ みんなのためになるかどうか

  クラブ方針

・ 効果的な親睦活動

・ 会員の意識向上

・ 例会への積極的参加

・ 会員数の維持・増強

・ 成果ある奉仕プロジェクト

・ ロータリー財団支援

・ ロータリー情報の広報


例会プログラム 第30回02月06日 通算1358回

例会状況報告 第29回01月30日 通算1357回

  1. 開会の点鐘 17時30分
  2. ソング 「我等の生業」
  3. お客様の紹介
  4. 会務報告

  5. 「世界理解月間にちなんで」 

   岡村吾郎パストガバナー(奈良ロータリークラブ)

  6. 閉会の点鐘 18時30分
R.C.は出席から 1357回 1355回の修正
会員数 70名 70名
出席免除者数 17名 17名
出席者数 44名 45名
補填者数 5名
出席率 83.02% 94.34%

◆ 第29回 01月30日の例会報告 ◆

卓話

 

ロータリー理解・推進月間にちなんで 久保田正一氏(生駒RC)

 私が知人の薦めで入会したのは70歳のときです。入会して、クラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕が四大奉仕だと教えていただきましたが、社会奉仕や国際奉仕はすぐにわかったものの、クラブ奉仕、職業奉仕はさっぱり理解できませんでした。しかし、よく考えてみればクラブ奉仕とはクラブに奉仕すること、クラブの活動、たとえば委員会活動や会費納入、例会出席も全てクラブ奉仕だということがわかりました。職業奉仕については、地区の大会や委員会で色んなお話を聞いているうちにつかめるようになってきました。自分の職業に奉仕すること、それが同時に社会に奉仕すること、つまり職業を通して社会に奉仕することなのだと理解できました。
 私は入会二年目にプログラム委員長、三年目に職業奉仕委員長になりました。そのとき、みなさんに諮って「私の職業奉仕」という冊子を作りました。会員の事業内容や従業員のこと、それぞれの職業奉仕観を記入したものを一冊にまとめたものです。入会三年目で皆さんにお願いするのは正直大変でしたが、みなさんが大変協力して下さり、発行することができました。
 職業奉仕には二つの面があり、一つは「儲ける・収入を得る」こと、もう一つは「奉仕する・社会に奉仕する」ということです。つまり職業を通して収入を得て生活をする欲望と、職業を通して社会に奉仕するという二つの面があります。この欲望と良心を調和していくこと、それがロータリーの精神ではないかと私は思います。つまり右手にそろばん、左手に論語とよく言われますように、道徳的水準を守りながらそろばん勘定をすること、この両方の調和です。
 さて、職業奉仕については、ロータリー情報のマニュアルにも記載されていますが、非常にわかりにくいですね。「事業及び専門職務の道徳的水準を高めあらゆる有用な業務は尊重さるべきあるという認識を深め、あらゆる携わる職業の中で奉仕の理想を生かしていくこと」と書いてあります。翻訳した文章だということもあるでしょうが、それにしてもわかりにくいです。
 ところで、生駒ロータリーの信条に、「仕事に誇りを、仕事に愛情を、仕事に責任を、能力の限りを尽くし報恩の心を持って社会に奉仕せよ」という言葉があります。これは初代会長をつとめた生駒宝山寺・松本實道貫主の言葉ですが、私は「これだ!」と思いました。職業奉仕については、この言葉が一番よくわかると思います。地区の職業奉仕委員会でも発表したことがあるのですが、この言葉こそ本当の職業奉仕の姿だと私は思います。私は教員の研修の時にも、ロータリーで学んだこの言葉を使わせていただいています。あなたたちは自分の職業を天職だと思ってやらなあかん、自分が教えることに喜び、教えてもらって喜ぶ。この営みが教員として大事であると語っています。
 ロータリーとは何かという話の際には、「主義」か「運動」か「思想」の3つがよく引き合いに出されますが、この3つのどれもすべてだと言われています。日常の職業を通しての奉仕とその実践がロータリーであり、だからこそ職業奉仕こそがロータリーの金看板と言われるのだと思います。米山梅吉さんはこういっています。「ロータリーは一業種一人の集まりであり、お互いに異なった職業人が毎週の例会において話し合いの場を持ち、お互いが切磋琢磨しながら職業倫理を高め、実力の寛容と人格の形成につとめること。これが真のロータリーの目的である」。そして、「例会はロータリアンの人生道場」だと言っておられます。社会奉仕に関する1923年の声明の中に、「ロータリーは、基本的には、一つの人生哲学であり、それは利己的な欲求と義務およびこれに伴う他人のために奉仕したいという感情とのあいだに常に存在する矛盾を和らげようとするものである」という言葉がありますが、私自身はそれらに加え、ロータリーは生涯学習の場、例会場で色んなことを勉強することそのものが生涯学習だとも考えています。
 また会員増強ですが、私は副会長、エレクト、会長を経て、また副会長をしました。現在は増強が非常に難しく、特に生駒においては今までそのOBがたくさん入会してくれた青年会議所もなくなり、またライオンズクラブとの兼ね合いの難しさもあります。生駒は大阪に通勤する方が多く、大阪でロータリーに参加しておられる方もいます。市内には大きな企業もなく、地理的には厳しい条件ということもあり、一時は28名まで会員数が減りましたが、今ようやく38名になりました。ロータリーに入会していただいても、目的やロータリー情報をしっかり伝えなければなりません。ロータリーに入ったら商売に生かせるのではないかという考えで入ってくる方もいますが、そういう場合は早々に退会されます。ロータリーに相応しいという方に出会い、何らかの入会のきっかけをつかんだら、ロータリーとは何かについて、ロータリー情報委員長等がしっかり教えるべきであると、反省を含め私はそう考えています。今日、奈良大宮ロータリークラブにお邪魔させていただき、大勢の会員がいて非常に盛大な印象を受けました。奈良市には5つのクラブがありますが、その中でも奈良大宮ロータリークラブは本当に頑張っておられると思います。
 最後にもう一度、職業奉仕についてですが、最近は「アイサーブ」から「ウイサーブ」へと変わりつつあるようです。しかし、あくまでロータリーは「アイサーブ」。職業奉仕の基本から考えますと、私が職業に奉仕する、私が職業に励んで社会に奉仕すること、つまりアイサーブからウイサーブです。アイサーブが基本になってウイサーブがあると私は考えています。

会長・幹事・委員会報告

会長報告
 1月27日の共同奉仕事業は、みなさんの友情に恵まれ、多くの会員の参加をいただき本当にありがとうございました。無事成功に終わり、奈良大宮ロータリークラブを代表致しまして心より感謝とお礼を申し上げます。特に奉仕プロジェクト委員会のみなさんには、朝早くからテント建てなど会場設営など準備いただきました。お陰様で 無事成功する事が出来ました。また奈良新聞、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞にも大きく 報道されました。楠木広報委員長ありがとうございました。新聞記事は皆さんに回覧しますので、ぜひご覧になって下さい。そして今日、東大寺より感謝状をいただきました。
奉仕プロジェクト委員会
 共同奉仕活動「みんなで守ろう世界文化遺産」の結果を報告します。
 1月27日(土)午後1時から3時まで開催し、場所は東大寺大仏殿の西側で行いました。会員の参加47名、家族4名、計51名。また来賓は東大寺財務執事 橋村公英さん、平城京ロータリークラブ会長 熊本国勝さん、坂内利隆さん、奈良東ロータリークラブ幹事 清水宗和さん。来賓を含めて総勢で55名のご参加をいただきました。ありがとうございました。天候も回復して、安心して植樹をすることが出来ました。今回植樹した百日紅の木は、夏ごろに花が咲くそうです。
 当日の様子は、奈良、朝日、毎日、産経の各紙に大きく取り上げられ、環境という面でも報道の方々に大きな関心を持っていただきました。奈良大宮ロータリークラブの奉仕活動のPRにもなったかと思います。ご協力いただいた会員各位に御礼を申し上げますと共に、植樹終了後、北河原執事長の計らいで東大寺大仏殿の本堂に上がらせていただき、焼香もさせていただきましたことにも厚く感謝を申し上げます。また植樹に関しましては、最初から最後まで指導いただいた平城京ロータリークラブの坂内さんには心からの感謝を申し上げたいと思います。坂内さんからは当日、多額のニコニコまでいただきました。なお、これから夏までの半年間は坂内さんが月に1〜2回お水をやって下さるということです。
 最後にこの計画から終了までこの奉仕プロジェクトの各委員には大変お世話になりありがとうございました。今年度一番大きな議題でありました奉仕プロジェクトの共同奉仕活動無事終了することが出来ました。ありがとうございました。
新世代委員会
 一つ大きなプロジェクトをやり終えた感じですが、新世代委員会はもう一つ事業を控えています。2月10日、愛染寮と奈良女子高校の交流を実施いたします。三連休の初日の2月10日午前10時から午後2時まで、奈良女子高校で交流会を行います。ぜひご参加いただきますようよろしくお願いします。
北河原会員
 1月27日、私どもの境内に百日紅を植樹していただきありがとうございました。その時に私どもの橋村が、東大寺と縁ある光明皇后と百日紅のかかわりについて話をさせていただいたかと思います。このような意味でも、私どもの寺に相応しい木を植樹していただいたと喜んでいる次第です。約50名の方々によって奉仕をしていただき、思いもかけぬたくさんの方のご参加で本当に良かったと思っています。今年の夏が楽しみだと私たち寺のものも喜んでいます。本当にありがとうございました。
井上副会長
 クラブ管理運営委員会担当で来月、情報集会を予定しています。なお状差しにみなさんの各班別に割られた日付、場所も記入されていますので確認していただき、その日に出られない場合は他の班に出席をよろしくお願いします。なお各班長・副班員長は、クラブ管理運営委員会の委員長と副委員長です。よろしくお願いします。
次年度幹事 中村会員
  次週、次年度第2回理事会を開催します。あまり時間は取りませんので、できるだけ出席をよろしくお願いします。欠席の方は私まで連絡をよろしくお願いします。

共同奉仕活動事業「みんなで守ろう世界文化遺産」

平成19年1月27日(土) 13時〜15時 @東大寺

奉仕プロジェクト委員会

ニコニコ箱 本日101,000円 累計1,934,000円


(平城京R.C 坂内利隆君)(平城京R.C・奈良東R.C)
 共同奉仕活動東大寺植栽をお祝いします。
(生駒R.C 中野光夫君)
 清岡会長久しぶりです。今日は久保田先輩共々お世話になります。
(平城京R.C 横田 進君)
 会員の皆様お世話になります。よろしくお願いします。
(清岡正教君)
 1月27日の共同奉仕活動事業には、多くの会員の皆様が参加くださり、無事に成功に終わりましたことを感謝申し上げます。奉仕活動委員会の皆様、本当にお世話になりました。また、本日の卓話の講師であります生駒ロータリークラブの久保田様よろしくお願いいたします。
(小西敏文君)
 先週27日、共同奉仕事業盛大に行われた事、翌日の新聞で拝見しました。皆様方の奉仕と友情に感謝します。また、本日卓話していただける生駒ロータリークラブ久保田正一様、よろしくお願いします。
(扇谷泰之君)
 1月27日(土)の共同奉仕活動(植樹)にたくさんの会員の参加をいただき無事終わりました。また、お世話していただいた方々にも重ねて御礼申し上げます。
(潮田悦男君)
 先日の奉仕プロジェクトによる植樹に参加していただいた方々、ありがとうございました。社会奉仕委員会委員長として御礼申し上げます。
(高木伸夫君)
 扇谷委員長をはじめとする奉仕プロジェクト委員の皆様、ご苦労様でございました。大成功でした。
(北河原公敬君)
 1月27日には東大寺境内に百日紅を10本植樹して下さり、誠にありがとうございます。会長様、奉仕プロジェクトの皆様、クラブの皆様、本当にありがとうございました。奈良大宮ロータリークラブに感謝です。
(中村信清君)
 1月27日の東大寺植樹お疲れ様でした。また、2月3日より3月14日まで、私の神社で盆梅展を開きます。樹齢150年の古木(こぼく)より200鉢展示します。観たい方は事務局・丸橋さんに招待券をおいていますので申し込み下さい。
(有井邦夫君)
 生駒R.C 久保田先生の卓話ありがとうございます。
(麹谷 瀞君)
 2月1日、小路谷写真館は73回目の創業記念日を迎えます。おかげさまでと感謝して・・・。
(佐川 肇君)
 28日に久しぶりに家内とクラシックコンサートに行ってきました。バリトン、ソプラノとも歌手の声量の大きさ、歌唱力に圧倒されました。1年遅れのモーツアルト特集でした。
(坂本高彦君)
 結婚記念日のお花をいただきありがとうございました。
(武中洋勝君)
 結婚記念日にお祝いの花が届き、家内もニコニコ、子供たちもニコニコ。おかげさまで楽しい一日を過ごせました。感謝!!
(橋本和典君)
 日本の夏、暑い夏、これからは可憐な綺麗な花で暑さをお忘れ下さい、大仏様。7月には三色の花がお目にかかります。ロータリアン いつもニコニコ アイサーブ

本日のお客様
 石崎俊介君(奈良R.C)  松井淳次君(奈良東R.C)  横田 進君(平城京R.C)  

中野光夫君(生駒R.C)  松本憲旺君(大阪御堂筋R.C)      

次週の例会 2月20日 (13日の例会は休会です)

卓話 「奈良の文化と散華」 岡村印刷工業株式会社 代表取締役社長 岡村元嗣氏

会報・IT委員会

増井義久、藤野城市、冨川 悟 

Webmaster

植村将史