奈良ロータリークラブ山歩き同好会(NOMC)

第83回比叡山登山848M 報告

平成17年11月6日(日)小雨

 

・参加者 

麹谷、飯田、小池、楠原、中井克、橋本、向井、東田

・特別参加

帝塚山大学院生 鳥吉木

 

昨日より天気予報午前中曇り、午後雨の予報が雨の方が早まり近鉄、午前7:25分西大寺発、叡山電鉄修学院駅 8:45分比叡山に向け出発する時は小雨が、パラつくコンディション、今日は留学生の鳥吉木さん江一点が特別参加、小雨の中にパラッと花が一輪咲いた感じ−−−−

全員雄躍比叡山頂上目指し一歩を踏み出した。約30分後きらら坂(雲母坂)

登口に到達その昔、最澄、親鸞、法然が往来したであろう壁央に刻まれた古道で両山肌

が削られ一人がやっと通れる。雨が降れば谷底になる道。そして急坂、特別参加の鳥吉木さんを全員でサポートしながら一歩、一歩、登る。

約2kmで標高600m迄登る

 

 

●きらら坂 紅いかえでが 舞い落ちる

時折、雨が降り風が強くなって来た山頂に近くなるにつれ霧が濃くなり20m先が

ぼんやりしか見えない。

駐車場より少し登った所の三角点を目指す道標がなく迷いながらも感で三角点に

到達。一等三角点である。

専門家の中井克さんに説明を聞く。一等三角点を中心にして回りの山の三角点を決めて行く一番大切な役割をする三角点の中心である。皆んな一つ賢くなった。

三角点で乾杯(11:45分)

 

●大比叡 三角点に 無事祈る

 

比叡山延暦寺を目指し下山開始途中に弁慶水の井戸があり鐘の音が遠くから霧の中を伝って心にしみている。

 

●弁慶の水も湧き出る延暦寺

古へしのび祈る晩秋

 

●叡の霧 鐘のひびきに 身を清む

 

延暦寺根本中堂に参拝(12:15分)

1200年前伝教大師最澄が日本の国の安泰と国民の幸せを祈り

開祖我等ロータリーの奉仕の理想を1200年前に大師は「思いやりの心をもって

―隅を照らす人になる」と教えられたのです。

 

●一隅を照らすぞ我等ロータリー

秋雨けむる比叡に誓う

昼食は比叡山鉄道ケーブル駅 で一隅をお借りしきのこ汁で呑づつみいつものことながら会材その他準備いただいた中井様ありがとうございます。荷物をお互いに分散し運んでいただく仲間に感謝(13:00分)

 

●きのこ汁 具よし味よし

したづつみ

15:30分の阪本行き日本一長いケーブルで無事下山。京都八条口「とり八」にて

打ち上げ全員元気で終了しました。

11/8  東田  記

 

山歩き記事

 

米山奨学生のウジムです。いつもお世話になっております。

奈良大宮RC山歩き同好会に無理をいい、11月6日(日曜日)に比叡山登りに同行させていただきました。

朝、天気予報によれば、この日はモンゴルでいうよい天気になります(雨の日)から、中止になるのではないかと思いながら、打ち合わせ場所に時間通りに行きました。しかしそこで、この会は、雨にも、風にも、雪にも負けないと聞かされ、初めて本当に山登りをするのだという気持ちになりました。私にとって、山登りは実に10年ぶりとなり、その故山登りが一番苦手でしたので、途中で登れなくなったらみんなに大変な迷惑をかけることになると思い、不安を感じたのですが、自分から行くと言った以上、今更やめるにはいけません、少なくとも年の若さでみんなに負けるにはいけないという気持ちで旅を始めました。

その日は、カウンセラーの植倉さんが行かれなかったので、皆さんと色んなお話をできるにはまず皆さんのお名前を覚えておかないといけないと思って、お名前を教えてもらい、電車の中では名前を覚えることで必死になりました。

小雨パラつく中で、山歩きが始まりました。最初の20分近くの道は急な坂道でした。ずっとこのような道を歩くのかと思い、何も話さず先頭の麹谷さんの後ろについて歩きました。そこで、すでに筋肉の痛みを感じ始め、休憩はまだなのかと思っていたら、皆さんも疲れ始めたのか、それとも私の疲れに気がついたのか分かりませんが、休憩することになりました。それからは、道は少し歩きやすくなり、足の痛みも分からなくなりました。

歩くこと3時間近く、標高848メートルの山頂に着き、そこで、生ビールで乾杯しました。残念ながら、雨風で目の前の道しか見えませんでしたが、山頂まで登れたという気分は最高でした。そこから、比叡山延暦寺に行き、根本中堂に入り、お父さん、お母さんがお元気でいることをお祈りしました。

その後は、雨風が強かったため、ケーブル駅の屋根をお借り、楽しみにしていたお食事をしました。中井さんが作ったお鍋はもちろん、皆さんが持参した小料理もとてもおいしかったです。私は、お弁当を持参するようという連絡を受け、コンビニーでおにぎりとサンドイッチを購入して行きましたが、それを食べる余裕もありませんでした。

帰りは、雨が強くなったことと、お食事の際にみんながお酒を飲んだことによって、ケーブルを乗り、3時間もかかった道を15分で戻りました。

本当に楽しい一日でした。驚いたことは皆さんの元気なことです、私も元気付けられていただきました。今度の山歩きにも参加させて頂きたいのですが、こんな文書を書いた以上許可がおりるのかは分かりません。

皆さんのお心使い、誠にありがとうございました。