第23回例会プログラム(12月19日)(通算1259回)
1.開会の点鐘 17時30分
2.ソング 「奈良大宮RCの歌」
3.会務報告 出席報告・ニコニコ報告・会長報告・幹事報告・委員会報告
4.閉会の点鐘 17時50分
5.18時00分〜年末家族親睦会
6.20時00分 終了 |
第22回例会状況報告(12月14日)(通算1258回)
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出席報告 |
R.C.は出席から |
会員数 |
出席免除者数 |
出席者数 |
補填者数 |
出席率 |
1258回 |
69名 |
17名 |
40名 |
− |
76.92% |
1256回の修正 |
69名 |
17名 |
44名 |
6名 |
96.15% |
会長の時間
「十七条憲法」 その2
「十七条憲法」は、その名称どおり正に十七条からなる憲法であります。憲法と申しましても、法学的には、近代欧米における憲法(Constitution)とはやや性格を異にしますが、現行の「日本国憲法」、明治22年に制定された「大日本帝国憲法」がいうところの「憲法」という名称は、「十七条憲法」に由来するものであります。全体の組み立ては、第1条で「和」という国家理想が宣言され、第2条〜第4条でその実現のための原理が語られ、第5条〜第8条ではそのための実際的な規範が述べられ、第9条で要ともいうべき「信」が示され、第10条〜第16条ではさらに論理的規範と実際的規範が述べられ、第17条で重要な事柄は合議制によって決めるよう指示される、という形になっています。それでは今回は、第2条〜第4条を紹介いたしましょう。
「第2条」
第2条〜第4条は、「和」に基づく国家理想を実現するための原理が語られているのですが、第2条では、「篤く三宝を敬え」という書出しからして仏教をその原理とした平和国家の確立
―権力の浄化の方法― を明らかにしたものであります。
現代語訳
「第2条 まごころから三宝を敬え。三宝とは、仏と、その真理の教えと、それに従う人々=僧である。それは四種類すべての生き物の最後のよりどころであり、あらゆる国の究極の規範である。どんな時代、どんな人が、この真理を貴ばずにいられるだろう。人間には極悪のものはいない。よく教えれば[真理]従うものである。もし三宝をよりどころにするのでなければ、他に何によって曲がった心や行ないを正すことができようか。」
「第3条」
第3条は、「和」の国家建設のため、権力がこの世の中に存在する意味、理由を明らかにしています。
現代語訳
「第3条 詔を受けたならば、かならず謹んで受けよ。君主は天のようであり、官僚は地のようである。天は[民を]を覆い、地は[民を]載せるものである。四季が順調に移り行くことによって、万物の生気が通じることができる。地が天を覆うようなことをする時は、破壊に到るのである。こういうわけで、君主が命じたなら官僚は承る。上が行なう時には下はそれに従うのである。それゆえ、詔を受けたならばかならず謹んで受けよ。謹んで受けなければ、おのずから事は失敗するだろう。」
「第4条」
第4条では、平和国家を支える官吏の有り方の根本は「礼」であるとするものであります。人間の本質として、目下は目上の真似をするものであるから、目上がしっかりすれば目下は必ずよくなる。平和国家建設には、リーダーが見本をみせればよい、という人間の本質に基づいた対策をまず条文化し、しっかりとした建前として確立しているのであります。
現代語訳
「第4条 もろもろの官吏は、礼を根本とせよ。そもそも民を治める根本は礼にあるからである。上に礼がなければ、下も秩序が調わない。下に礼がなければ、かならず犯罪が起こる。こういうわけで、もろもろの官吏に礼がある時は、社会秩序は乱れない。もろもろの民に礼がある時は、国家はおのずから治まるのである。」 |
卓話
「酉年の経済を占う」財団法人南都経済センター理事長柳谷勝美氏
今年1月と12月現在の株価などを比べてもあまり大きな変化はありません。円相場のトレンドは円高方向に向いて来ました。マンション契約率だけは首都圏も近畿圏も大幅に伸びていますが、それ以外はほぼ同じ水準です。来年は酉年ですが、申酉騒ぐといわれ、この年は上下どちらかに相場が動くのが過去の例のようです。過去の酉年を振り返りますと、必ず大きな経済や政治の転機がありました。また中日が優勝した翌年は株価が上がると言われています。今年は中日が優勝しましたから、皆さんも株を買ってみられてはいかがでしょうか。
さて、相場のプロの予想では2005年の前半は大体弱い展開、今年の後半から上昇するのではということです。過剰債務や雇用・設備の解消が下支えとなり、株価が安定したことで金融不安が止まっているという点から強気に見るエコノミストが非常に多いです。一方で、アメリカや中国の財政拡大と金融緩和修正による両国の景気減退、これに影響する日本経済は消費が停滞し、定率減税廃止や消費税増税の問題など財政面でもいい話はないということから後ろ向きに予測するエコノミストも多いのですが、私は来年も同じ調子で行くのではないかと思います。中国の問題が色々と言われていますが、中国はアメリカの最終市場ではありません。生産拠点として中国を持っています。日本企業にとっても、中国はあくまで輸出のための生産基地ですから、中国経済は直接日本に影響を及ぼさない。むしろ北京オリンピックや上海万博に焦点を合わせた中国の拡大経済が日本をもっと支えるのではないかとも言われており、来年は少し良くなるのではと思っています。
私は一番の問題はやはりデフレだと思います。来年の一番のポイントは原油高、原油がどういう状態になるのかということと日本のデフレ脱却がどうなるかということです。デフレが進行している間は、景気は良くなりません。インフレとデフレではものの考え方が逆転し、インフレ下では経済活動が盛んですから、個々の精神生活の中にも損
徳感情という経済観念が入ってきます。デフレ下では人々は経済的関心を失い、それ以外の精神的な価値を考える。物価は前年より下がり、可処分所得が年々上がるので、デフレでは暴動も起こらず非常に生活がしやすいのです。ですからデフレはなかなか問題視されず大きな経済問題にもなりませんが、あまり長く続くと経済が失速状態になります。
インフレやデフレの時、私たちはどうしたらよいか。インフレのときは借金したら得、お金の値打ちが下がって自分の収入も増加するから返済も楽と言われますが、これは間違いです。返済するには利息がかかり、その利息も上がりますので裏目に出ます。しかしインフレの時にお金を借りてはいけませんが、デフレの時は余計にダメです。デフレの時には借金をしてはダメ、出来るだけ物を買わない、買えば価値が下がります。デフレの時は資産持ってはいけません。新しい資産は買わず、持っているものを全て売却してスリム化する、利用能力があれば換金資産ではなく利用する資産を持つことです。そして、人材の確保です。3年後には団塊世代が退職を迎え自ずと人手不足になりますから、企業は今いかに人材を確保するか、お金を出してでもいい人材をできるだけプールしておくことが大切です。
賢明な人はリスクリスクとおっしゃいますが、今はできるだけ預金をしないことです。お金なんて持ってても子供は迷惑です。贈与税、相続税の問題もあります。実は企業にとっても一番辛いのが事業継承で、特に奈良県の事業継承率は全国屈指の悪さです。奈良県は全国で一番法人税率が低くて個人の住民税が多い、会社が少なくてサラリーマンばかりの県です。さらに奈良県は全国でトップクラスの人口流入県でしたが、昨年からは近畿で一番の流出県になりました。奈良は新しい工場を建てることも難しく、税金はますます枯渇していきます。妙案もなかなか見つかりません。また物も売れません。イトーヨーカ堂やイオン、オークワなどに席巻され、特に小売業者は厳しい立場に立たされています。
果たしてどうなるでしょうか。色々なお話をさせていただきましたが、来年後半にもう一度お呼びいただけましたら、この結末についてお話させていただきたいと思います。 |
100周年記念大会について 京都ロータリークラブ 斎田六史郎様
本日はおうかがいすることが出来て本当に嬉しく思います。来年4月10日の100周年記念大会は会員のための会員だけの大会です。わが京都クラブがホストを担当しますが、この大会のために各府県から何か代表的なアトラクションをやっていただこうということで、地区としての計画がやっと出来上がったという報告を受けております。奈良は熊野三山が脚光を浴びているということで、法螺貝の大合奏をされると今お伺いいたしました。その際、会場の背景を熊野三山にしてもらえないかとのことですので、帰りましたらさっそく会議場で可能かどうかを検討していただき結果をご報告したいと思います。
大会参加締め切りは来年の1月末日です。現年度および次年度の役員さんプラスアルファということで1クラブ15〜20名の出席をお願いしたいと思っています。イベント以外にもテレビで、奈良放送、KBS京都、福井放送、琵琶湖放送を通じ、この100周年に向かっての対談を撮り終えました。皆さんもご予定がいろいろある中大変だと思いますが、私どもでは食事の委員長にも、せめて登録会費の5000円に匹敵するぐらいのおもてなしはせよと厳命しています。今回は本当に値打ちのある大会に来たな、と言っていただける大会にするよう、皆さんを大歓迎する決意を今から固めております。4月10日にはぜびとも多くの皆さんにご参加いただきたく思います。どうぞよろしくお願いします。
開催日:2005年4月10日(日)
開催場所:国立京都国際会館
京都市左京区宝ケ池 TEL:075-705-1234 地下鉄烏丸線「国際会館」駅下車すぐ
スケジュール:2005〜06年度合同地区委員会、協議会に引き続き開催
15:00〜16:40 100周年記念セレモニー 於 メインホール
・ VTR「ロータリー100年の歴史」
・ 講話 RI元理事長 千 玄室氏
・ 記念ソング発表
・ 音楽鑑賞「交響曲第九番ニ短調 第四楽章」 京都フィルハーモニー管弦楽団 於:イベントホール
17:00〜18:55 懇親パーティー
・ 四府県郷土アトラクション
・ ロータリーソング「手に手をつないで」 |
会長・幹事・委員会報告
幹事報告
次週の例会は振替で、12月19日の年末家族親睦会となっております。当日は通常どおり5時半から8時半頃まで、ペギー葉山さんをお迎えして楽しい会にしたいと思いますので、ご欠席のないようにお願いします。
例会臨時変更及び休会のお知らせ
五條ロータリークラブ
《例会変更》
日時:平成17年1月5日(水)→ 1月8日(土)12:30〜(新年会員家族会)
場所:レストランごじょう
◎ビジター受付は行いません
《例会休会》
日時:12月29日(水)(定款細則第5条第1節による)
◎ビジター受付は行いません
王寺ロータリークラブ
《例会場所変更》
日時:平成17年1月11日(火)
場所:りーべる王寺5階
◎ビジター受付は、1月11日(火)12:00〜12:30までNTT王寺営業所1階で行います。
ガバナーエレクト事務所休局 追加お知らせ
先日、ガバナーエレクト事務局休局日をご連絡いたしましたが、緊急要件の連絡先に下記を追加していただけるようよろしくお願い申し上げます。
【緊急連絡先】
佐伯希彦 (勤)FAX(専用)075−811−7135 (自)FAX075−591−6384(携帯)090−3264−1561
親睦委員会 友好担当
恵比寿ロータリークラブから1月23日、名鉄ホールで司葉子さんがご出演される新春特別公演のご案内が来ております。参加希望の方は北河原さんまでお申し込み下さい。
親睦委員会委員長
年末家族親睦会のご案内です。12月19日(日)5時半からペギー葉山様をお迎えしてのディナーショーを行います。ただいままでの出席は会員様60名、家族様が子供様2名を含めまして40名、それと事務局関係3名様と招待者2名ということで総勢105名ということになっております。なお、次週の例会は振替休日となります。
社会奉仕委員会
中井一男先生にご協力をいただきまして本年の健康診断を実施したします。メディカルならにおきましては日帰り人間ドック、メディカルスターター薬師西の京におきましてガンの早期発見検診でありますPET検査を予定しております。希望される方はお申し込み下さい。実施時期は3月頃、費用につきましては人間ドックで約3万8千円、ご婦人の場合は婦人科検査分が加算されます。PET検査は8万円程度必要です。 |
ニコニコ箱 本日計33,000円 累計1,275,000円
(京都ロータリークラブ 斎田六史郎様)
100周年記念大会へのお誘いとお願いに参りました。どうぞおこしやす。
(成田 積君)
ご多忙のところ、ありがとうございます。財団法人南都経済センター柳谷勝美理事長をお迎えして。
(扇谷泰之君)
本日卓話の講師として南都経済センター理事長 柳谷様ありがとうございます。
(藤野城市君)
先日の父の葬儀には多数のご参列を賜り厚く御礼申し上げます。お陰さまで滞りなく終えることができました。ありがとうございました。
(植村将史君)
クラブサイトアクセス回数が本日2222になりました。みなさま、奮ってアクセスお願いいたします。
(武藤廣茂君)
来年、開園する施設の上棟式を明日行う運びとなりました。ありがとうございます。
(山本尚永君)(中村信清君)(渡辺英孝君)
ニコニコに協力。
(畑中利久君)
ニコニコご協力重ねてお願い申し上げます。ホーム欠席のお詫びとともに情報集会では大変お世話になりました。
(小橋宗文君)
ニコニコにご協力をお願いします。 |
本日のお客様 京都RC 斎田六史郎君 |
ロータリー豆知識 -2004年規定審議会で採択された主な決議案-
6.
高所得国は、低所得国の候補者に国際親善奨学金を寄付する。 |
次週の例会は12月28日 友愛例会
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会報・IT委員会 潮田悦男、高辻良成、藤井正勝、向井 毅、西田考作、小池恭弘、谷口善之、矢野正美
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