Nara Omiya RotaryClub

Club Weekly Bulletin 2004-2005 District 2650

No.1270(Vol.26) 2005/03/29 http://naraomiya-rc.jp

ロータリーを

祝おう

奈良大宮RC

クラブテーマ

CELEBRATE

ROTARY

大きな誇り

大きな奉仕

創立:昭和54年1月23日 例会:毎週火曜日 17:30

事務所:奈良市大宮町6丁目2−1 南都銀行大宮支店内 電話0742−33−8583

例会場:奈良市高畑町1096番地 奈良ホテル本館 電話0742−26−3300(代)

会長:高木伸夫 副会長:福本良平 幹事:冨川 悟

四つのテスト

1.真実かどうか 2.みんなに公平か 3.好意と友情を深めるか 4.みんなのためになるかどうか

第34回例会プログラム(03月29日)(通算1270回)

 

 1.開会の点鐘 17時30分
 2.ソング 「それでこそロータリー」
 3.お客様の紹介
 4.会務報告 出席報告・ニコニコ報告・会長報告・幹事報告・委員会報告
 5.卓話「水のはなし」株式会社 今西清兵衛商店 代表取締役社長 今西清悟氏

 6.閉会の点鐘 18時30分

第33回例会状況報告(03月19日)(通算1269回)

出席報告

R.C.は出席から

会員数

出席免除者数

出席者数

補填者数

出席率

1269回

71名

18名

39名

73.58%

1267回の修正

71

19名

45名

5名

96.15%

裁判員制度 模擬裁判 あなたもいつかは裁判員!

「あなたならどうする?」

・ 開催日:2005年3月19日(土) ・ 会 場:ならまちセンター

 

何故ロータリークラブが模擬裁判か

 

 

 

 

 

 

 

1.5年先の裁判員制度の実施を控えて、最高裁判所、法務省、日本弁護士連合会はもとより、テレビ、新聞等の報道機関におかれましても、国民に対し裁判員制度の何たるかを知らしむべく種々の活動をされておられること、特に、各地の単位弁護士会が上記目的のために市民を対象とした模擬裁判を実施されていることは衆知のところであります。

2.しかし、国民の側からみますと、これら活動はいずれも専門家が素人である国民を一方的に啓蒙するという姿勢のものであるとみえないこともございません。我々は、同制度を実施するに当っては、こうした啓蒙的活動が必要不可欠であると考えますが、「裁判への国民参加」という新しい制度を考えますとき、国民自らも、一方的に啓蒙を受けるという受け身の姿勢から、同制度に参加する者として、積極的に同制度の実施に備えた準備に取組む姿勢が求められていると考えるのであります。

3.このような考え方に基づき、奈良大宮ロータリークラブでは、奉仕活動の一環として、クラブを挙げて素人模擬裁判を実施し、学生を含む市民の皆さんに参加頂き、ご一緒に刑事裁判手続そのものを学びつつ、裁判員制度を体験的に学べる機会を作ることとさせて頂いた訳であります。

4.市民の皆さんが多数参加されることを期待いたしますと共に、報道機関の皆さんにおかれましては、我々の意とするところをお汲み取り頂き、よろしくご支援、ご協力の程、お願い申し上げる次第であります。

ホール入り口

受付です

直前リハーサル

 

多田実行委員長が古塩アナウンサーと問答形式で、簡単に裁判員制度の概略を説明します。

裁判員候補者の中井さんに、裁判所から呼出状が送られてきました。

裁判員6人と2名の補充裁判員が選任されました。

 

法廷の中の説明

検察官席

弁護人席

職業裁判官

高木証人VS検察官

高木証人VS弁護人

田淵証人VS検察官

田淵証人VS弁護人

静子証人VS弁護人

静子証人VS検察官

被告人VS弁護人

被告人VS検察官

こんな感じです

いよいよ評議に入ります

佐川裁判員

辻岡裁判員

山本裁判員

冨川裁判官・高木裁判長・鈴木裁判官

多田実行委員長が、会場からの質問に答えます。

多田実行委員長の、お礼の挨拶

「大きな誇り、大きな奉仕」の実践としての模擬裁判  奈良大宮ロータリークラブ 会長 高木伸夫

 

 私は仕事柄、これまでに多数の模擬裁判を経験し、見聞してまいりましたが、今回、我がクラブが行った模擬裁判ほど、企画、内容等全ゆる点において優れたものは未だ経験したことも、見聞したこともございません。今回の模擬裁判は秀逸といって過言でない出来栄えであったと思います。これは、何も自画自賛するものではありません。それは、多田実実行委員長の閉会の挨拶に至るまで、220名強の来場者が誰一人として席を立とうとされなかったこと、途中で打ち切らなければならない程の多数の人から真摯な質問が出されたこと、閉会後、有難うございました、いい勉強ができましたとお礼をいってくれた奈良高校生徒の目の輝き、ロータリークラブがここまでやるとは思いもよらなかったと賛辞を送ってくれた来場者、そして、NHKテレビ、朝日新聞による報道等をみましても明らかであると思うのであります。
 今回の企画は、刑事裁判手続と共に、裁判員制度を市民と共に学ぼうとすることにありました。私はロータリークラブは、ともすると市民から隔絶した存在、唯我独尊的存在になり勝ちであり、その活動においても、そうした見方ができるものが多いように思われます。私は常々ロータリークラブが現下の多数の奉仕団体の中にあって、独自性を持つためには、もっともっと市民と近しい関係、市民の中に身を置いた存在であって、市民と共にある奉仕団体でなければならないと考えております。そうした意味で、今回の模擬裁判は正に市民の中にあって、市民と共に実行した奉仕活動であったと考えるのであります。
 それにしても、今回の企画のために会員が発揮された底力には全く驚嘆のほかございません。私は、ロータリアンというのは、一人ひとりがすばらしい能力を持った人達であり、ロータリークラブはこうした卓越した潜在能力の持主が組織する優れた団体であることをあらためて実感したところであります。
 今回の模擬裁判は、私が当初イメージしていたものとは結果的には全く異なったものとなりました。ベースとなった裁判劇は準備されましたが、会員が企画全体をこのベースとなったものとは全く異質のものに創り上げられたのであります。全く新しい創作劇となりました。そのために会員が夜を徹してなされたご努力には全く敬服する以外ございません。一見ばらばらのようにみえるロータリークラブの会員が、よりよいものを創ろうとして心をひとつにされたすばらしい一時であったと思います。奈良大宮ロータリークラブというのは、やろうと思えばこんなことやってのけるんだ。すばらしい、すばらしい!!私は今、感激の気持で一杯であります。
 今年度のクラブテーマは「大きな誇り、大きな奉仕」であります。私は、今回の模擬裁判の企画と実行は、正に、このテーマを実践するものであったと思います。直接企画に参加頂いた皆様はもとより、広報担当会員初め、ご支援下さった全会員の皆様に対し、衷心より感謝とお礼を申し上げる次第であります。有難うございました。

本日のお客様

仙台西ロータリークラブ 太田信実  京都山城ロータリークラブ 川邊隆司 廣葉忠史 

橿原ロータリークラブ 辻田真海  あすかロータリークラブ 吉田雄策  桜井ロータリークラブ 北川慈照 

奈良ロータリークラブ 岡田吉正 吉本博次 寺田康宏 橋爪宗和 福田昭治

川北昌博 柳澤昌弘 楠原健嗣 上田昌平

奈良西ロータリークラブ 須山章信 堀内保男  平城京ロータリークラブ 永原康男 

奈良東ロータリークラブ 谷井勇夫 藤本宜史 植野康夫 大井常源 谷口晴康 島野宝明

ロータリー豆知識 -2004年規定審議会で採択された主な決議案-

17.2004年にゾーンの再編成を実施する。

次週の例会 4月12日(4月5日の例会は、4月3日の花見例会の振替休会となります) 

卓話「海外旅行における安全お役立ち情報」株式会社JTB奈良支店 支店長 翠 秀夫氏

会報・IT委員会 潮田悦男、高辻良成、藤井正勝、向井 毅、西田考作、小池恭弘、谷口善之、矢野正美